浜名湖の求人について

浜名湖ではかわいそうなぞうがいました。浜名湖ではそのぞうさんのことを「エレファントブルー」と呼んでいました。
なんと、このぞうさんはくしゃみをするとその鼻水は富士山を一周して、浜名湖へ戻ってきたそうです。

この鼻水には多くのバクテリアが含まれており、浜名湖のうなぎの養殖の貴重な資源になったそうです。
そんな浜名湖のうなぎの養殖に私はとある求人サイトで

「浜名湖でうなぎを育てるやりがいをみんなに伝えて、あなたの人生を変えてみませんか?」

という見出しに心を1m動かされました。普段何も感動することもなく

「この職場はもう飽きた・・・もういい!!やめよう。辞めることを伝えるのも面倒なのでそっといなくなるか。」

と若干「なんてゆとり教育なんだ!!」と思われても当然の私でしたが、ここ浜名湖に来てその思いは変わりました。

親方は厳しく、「働く意味」と言うのをこの浜名湖で散っていったぞうさんの話をしながら教えてくれたのです。そしてそのぞうさんの毛皮で作った財布を私に形見としてくれたのです。

私は恐れ多くて、その財布をうなぎに食べさせてあげました。

そのご親方はうなぎの養殖からうなぎでひつまぶしを作る職人へと転職されました。

そして今私はうなぎ職人からテレフォンアポインターの職人へとなったのです。