10トンプレスの機械で作られるもの

10トンプレス機での作業を見て前回お話しした通り、私の中でのイメージは頃っと変わりました。それまでものづくりに関して興味がなかったのですが、このプレス作業を見ていると「このような工程でこういった商品ができていたのか」と思うことができました。

そして、私の持ち場の仕事を職場の上司から教えてもらったのです。
私が担当する作業は、転職しようと求人を見た時に書いてあったことと同様の作業で、鉄板の上に穴があり、その穴に鉄の棒を入れてプレスをするという作業でした。プレスの方法は両方に赤いボタンがあり、このボタンを押すことでプレス機が作動し、鉄板と鉄の棒をくっつけるという作業でした。

一件この作業は簡単なように見えますが、いざ自分がしてみると非常に難しく、一つ穴に鉄の棒がしっかり入っていないと鉄板が無駄になってしまうのです。たかが鉄板と思うかもしれませんが、この鉄板は非常に高い塗装をされており、一個ミスをしてしまうと損害が大きい物でした。ですので、私は日々ミスを起こさないようにチェックをしながら仕事をしていました。

しかし、そうと入っても人間ですのでミスをしてしまうものです。
私もこの作業を初めて1ヶ月は15枚のボツになる鉄板を作ってしまいました。
また、鉄の棒を入れ忘れてプレスしてしまったこともありました。