富笠原が語る「紗工房」の求人に応募した話

応募しようと思ったきっかけ

以前から手作り製品に興味があり作ってみたいと思っていたのです。これでも小中学生の頃は常に大会などへ

出場をするレベルはそれでも中の上位の実力でした。20年近く前の事なので上手くできるかどうかは知りませんがもう一度したいと思い応募しました。

応募して挫折したこと

昔のように何事も上手く出来るわけがありませんでした。昔は、自分より相手の事を考えて行動していたのが工芸品も綺麗に現れていたのだと思いました。今作っても出来あがって来たものは昔とは比べものにならないお粗末な物でした。やはり邪心があっては、上手くいかない物なのだと思いました。

面接でこんなこと言われてしまいました。

今までにしてきた職種の話をしてきた話をしました。その時に工房で働いたことはありますかと聞かれました。私は、全くの初心者である事を告げた時に軽く笑われながら言われた言葉は、初心者の素人には出来ないと思いますし危ないのです。どうしても始めるというのであれば、バイトを始める前に1時間とバイトがない日に2時間練習をして下さいということを言われました。私はこの仕事をどうしてもしたいと思ったので練習することを了解しました。

実際に仕事をしてみて

昔の感覚はすっかり無くなっていて、足手まといでしかありませんでしたが、自然に一生懸命お客様の為に作業をする事で自分の心が浄化されているようになっていると思えました。